【庭リフォーム】経年変化を楽しむ、植物との暮らしの庭



お客様のご要望
- 大きく育ち過ぎた樹木を減らし手入れを少し楽に
- 植物は育てたい
- 境界に設置している朽ちたウッドフェンスの撤去
植物がお好きなお客様でしたが、大きく育ちすぎた樹木を減らして、お庭を整えたいというご要望をいただきました。
まずは、伐採する樹木と残す樹木を検討し、プランをつくらせていただきました。
大きな樹木を伐採すると高さのメリハリがなくなってしまうため、フェンスにはつる植物を絡ませ、さらに枕木をアクセントとして取り入れることで、立体感のあるお庭になるよう工夫しました。





もともとお庭にはたくさんの植物が植えられていて、とても緑豊かな空間でした。ただ、低木や下草が広い範囲にあり、お手入れの際に中へ入っていくのが少し大変そうでした。そこで、レンガで歩ける小道をつくり、下草のエリアと芝のエリアを分けることで、お手入れしやすく、過ごしやすいお庭になるように工夫しました。


お庭の奥にアイストップとしてドライストーンウォーリング(英国式石積)を設置し、奥の菜園とお庭を分けています。
※ドライストーンウォーリングはモルタルやセメントを使わず石だけで積み上げていく技法です。そのため、崩して再利用も可能です。


お客様の「植物を育てたい」というご要望に合わせて、低木や多年草を取り入れ、四季を感じられるように植栽させていただきました。
工事のあとも何度かお伺いし、お庭の様子や変化についてお話を聞かせていただいています。経年変化を楽しんでいただけているようで、とても嬉しく思っています。
これから先の変化もお客様と一緒に見守りながら、より愛着の持てるお庭になるようお手伝いしていきたいと思います。


